猫の種類 ~ノルウェージャン・フォレスト・キャット~
猫の種類 ~ノルウェージャン・フォレスト・キャット~
ノルウェージャン・フォレスト・キャットとは?
ノルウェージャン・フォレスト・キャットは、ノルウェー原産の猫の種類です。
ノルウェーでは、スコグカッテルもしくはスコウカッテルと呼ばれています。“スコグ”と“スコウ”のどちらも「森」という意味の言葉で、その地域の方言によって異なります。
北欧では「森の妖精」とも呼ばれて、愛されています。
体はやや大きめで、長毛のダブルコートの被毛を持っています。これは北欧の寒冷地域の環境に適応したものと考えられています。
オスは8kgを超えることもあるんだって!
アニコム損害保険が行った「人気の品種ランキング2019」では、ノルウェージャン・フォレスト・キャットは6位となっています。昨年は5位で、変わらず人気の猫種です。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの歴史
北欧の神話に登場する女神フレイヤは2匹のノルウェージャン・フォレスト・キャットが引く車を持っていて、それを移動手段としていたという伝説があるため、北欧では広く知られている猫の種類です。
雷神トールがノルウェージャン・フォレスト・キャットを天に連れ帰ろうとしたが、重くて持ち上がらなかったという北欧神話もあります。
1930年代までは品種としての認識はされていませんでしたが、第二次世界大戦が始まると絶滅寸前とまで言われるほどにその数は減少しました。
1970年代になって、頭数確保に対しての意識が高まり、ノルウェーのブリーダーたちによってノルウェージャン・フォレスト・キャットの頭数維持と品種固定化へ向けて力が注がれました。
そして、アメリカへ渡って、1984年になって正式に猫の品種として公認されました。
メインクーンとあまりに似ていたので、別の品種と認定されるまで時間が掛かったとも言われているよ。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットの性格
ノルウェージャン・フォレスト・キャットは穏やかで友好的な猫であると言われます。
フォレスト・キャットというだけに、木登りが好きな猫が多いようです。