古代エジプトが滅んだ理由は、猫?
古代エジプトとは?
古代エジプトとは、紀元前5000年頃から紀元前30年頃までの間の時代です。
ナイル川の洪水によって土地が肥えて、豊かな農耕文化となりました。
紀元前3000年頃には統一国家が成立して、ピラミッドや神殿などが建設され、象形文字を使用したり、測量術や天文暦法などの技術を発達させました。
エジプト文明は、世界四大文明のひとつとされています。
エジプトが敗北した理由
紀元前525年、エジプト王朝はペルシア帝国に侵攻されて、エジプト王朝は抵抗する術もなく、あっけなく敗北してしまいます。
なぜ抵抗する術がなかったかというと、その理由はペルシア軍が 猫を盾にして 侵攻してきたからです。
エジプトにとっての猫とは?
当時のエジプトでは、猫は神の使いとして崇められ、ピラミッドの壁画にも描かれていました。
そして、バステトという猫の女神の存在もありました。
バステトとは、頭が猫になっている、エジプト神話に登場する月と豊穣を司る女神のことです。
エジプトの人々は、愛猫が亡くなった時は眉を剃って人にするのと同じように喪に服したり、死後の復活を願って猫をミイラにしました。猫は9回生まれ変わることができると信じられていました。
また、猫を間違ってでも殺してしまったら死刑にされるという法律もあったほどです。
そんな大切にされていた猫を盾に縛り付けて攻めて来られたら、エジプト軍が抵抗する術もなかったことは想像に難くありません。
エジプトの滅亡
その後エジプトは、一度はペルシアからの独立を勝ち取りましたが、再び征服されてしまいました。そして、後にローマ軍に敗北して滅亡しました。
古代から、人と猫とは強いつながりがあったことを感ぜずにはいられません。