猫も花粉症になる?
猫も花粉症になる?
花粉症のツライ季節です。よくニホンザルが花粉症になって、くしゃみや鼻水が止まらない姿をテレビなどで見かけたりしますが、猫も花粉症になるのでしょうか?
花粉症とは?
花粉症とは、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれていて、スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。アレルゲンとなる植物は約60種類ほどあると言われています。
症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみ、充血、涙を伴ったり、のどや皮膚の痒みなどが現れることがあります。
猫も花粉症になる?
人だけではなく、猫も花粉症になります。
症状は人と似ていて、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどが現れますが、猫の方が人よりも皮膚炎などの症状を起こしやすいと言われています。耳を痒がって掻こうとして傷つけてしまい、そこから外耳炎になってしまうこともあります。
人の場合はスギやヒノキの花粉症に悩む方が多いですが、猫はブタクサによる花粉症が多いと言われています。
ブタクサの開花時期は7月から9月頃なので、春先のみならず注意が必要です。
花粉症が疑われる場合
- 秋になって、突然症状が見られるようになった場合(ブタクサによる花粉症の場合)
- 猫が外に出て、症状が見られるようになった場合
- 外干しした洗濯物を取り込んでから症状が見られるようになった場合 など
では、花粉症を予防するにはどのようなことをすればよいでしょうか?
花粉症の予防策
- 猫を外に出さない
- 空気清浄機を使用する
- 室内をこまめに掃除する
- 猫の被毛をきれいにする
猫を花粉に触れさせないようにすることが重要です。
猫はマスクをしたり、眼鏡をかけたりすることができないので、花粉に触れさせないようにすることによって、花粉症のリスクを少しでも減らしてあげられるといいと思います。