ギネス世界記録に登録された長寿猫
猫の平均寿命は何歳?
一般社団法人ペットフード協会が発表した「平成30年 全国犬猫飼育実態調査」によると、2018年の猫の平均寿命は15.32歳です。
ちなみに、犬の平均寿命は14.29歳で、猫の方が若干長生きであることがわかります。
ギネスに登録された長寿猫は?
ギネス世界記録に登録されている最も長生きした猫は、アメリカ合衆国テキサス州でジェイク・ペリーさんに飼われていたCREME PUFF(クリーム・パフ)ちゃんというメス猫です。 クリーム・パフとは、日本語でシュークリームのことです。
どのぐらい長生きしたかというと、1967年8月3日~2005年8月6日までということですから、なんと38年と3日になります!!!
猫の平均寿命が15.32歳なので、平均寿命の倍以上生きたことになります。
猫年齢の数え方は?
猫は人間以上に成長するスピードが速いので、生まれてから2年で人間でいうところの20歳程度となります。その後は1年経つごとに4歳ずつ年をとると言われています。
なので、猫が38年生きたとなるとその年齢は人間でいう164歳程度になると思われます。ギネス世界記録に登録されている、人類史上最も長生きしたとされるフランス人女性ジャンヌ・カルマンが122歳であったことを考えれば、クリーム・パフちゃんがいかに長生きした猫であったかがわかります。
ジェイク・ペリーさんの飼い猫
クリーム・パフちゃんの飼い主ジェイク・ペリーさんは、もう一匹グランパちゃんという猫も飼っていて、34才2ヶ月(1964年~1998年)という長寿でした。人間でいう148歳程度になります。
ジェイク・ペリーさんは他にも猫を飼っていて、その猫たちも全体的に長寿だったと言われています。
長生きの秘訣は?
ジェイク・ペリーさんは飼い猫たちに、ベーコンエッグ、アスパラガス、ブロッコリー、クリーム入りのコーヒー、赤ワインなどを与えていたと言われています。
アスパラガス、ブロッコリーはさておき、ベーコンの塩分やコーヒーのカフェインにアルコールなどは猫の体には悪いもののように思えてしまいます。
この食事と長寿との間の因果関係は不明なので、食事以外にも猫が長生きできるような環境があったのではないかと思います。